結婚式でブレスレットは必要なの?と思うのは、お呼ばれのゲストの方だけではありません。花嫁様も、グローブしない場合はどうするの?と疑問に思う方が多くいらっしゃいます。
花嫁さまも、お呼ばれのゲストの皆さまも結婚式でのブレスレットに関するマナーは気になるものです。今回は、結婚式でブレスレットが必要か、判断して頂くための情報を、実情を交えてご紹介させていただきます。
【公開日:2018年10月1日 更新日:2021年1月21日】
今回は、二つのパートに分けて、ご紹介します。
目次
花嫁さまは結婚式でブレスレットは必要ですか?【ウェディングドレス、カラードレス】
お呼ばれゲストは、ブレスレットは必要ですか?【マナーについても解説】
記事を書いているのは
このブログは、1986年創業、百貨店内で30年以上の間パーティー&ブライダルアクセサリーを運営する「ブライダルアクセサリー マリコ」の太田が書いています。マリコではデザイン&制作を10年担当。元ウェディングプランナー歴10年の経験を活かしフォーマルマナーのアドバイスも多くの花嫁さまやゲストのみなさまにさせて頂いています。
それでは結婚式のブレスレットを必要か迷う、花嫁様、またお呼ばれのゲストのお客様に、ぜひおすすめの内容を書いていきたいと思います!
ちなみに、結婚式のアクセサリー マナー全般につきましては、以下の別記事を参考になさってください。
それでは順番に解説します。
花嫁さまは結婚式でブレスレットをする?しない?
基本的に花嫁さまはウェディング グローブ(手袋)を着用してますので、結婚式でブレスレットを検討するということはウェディング グローブをしない場合になります。
そこでこの章では以下のようなことをまとめて紹介します。
- 花嫁さまの結婚式でのグローブ着用実情について
- 花嫁様の結婚式でのブレスレットの着用事情
- 結婚式でもブレスレットをおすすめする理由
上記3つで結婚式のブレスレットが必要なのか、考えていきたいと思います。
花嫁さまの結婚式でグローブ着けてますか?
花嫁さまは挙式ではほぼ全員グローブを着け、カラードレスではほとんどグローブをしないです!
まず、花嫁様のグローブ(手袋)のご着用状況ですが、ウェディングドレスとカクテルドレスとで分けて考える必要があります。
★ウェディングドレスの時の花嫁様
結論:花嫁様でチャペル挙式をされる方は、ほぼ全員グローブを着用します。
→理由:チャペルでの挙式においてはキリスト教であります。その教えで花嫁は肌の露出を避ける、また純真無垢な象徴であるためグローブを着用するから
なので余程のことがない場合はほぼすべての花嫁様が、白色のウェディンググローブを着用されます。ちなみに最近の傾向では挙式が終わって、披露宴では、食事するためグローブを外す方が多いようです。
★カクテルドレスの時の花嫁様
結論:カクテルドレスの時の花嫁様は、挙式よりも規律を守らなくてもよいせいか、逆に多くの方がグローブを着用しません。
→理由:披露宴は食事がメインなので、食事をスムーズに進めるためかもしれません。
グローブをしない花嫁さまはブレスレットをするものなの?
こちらも花嫁様のウェディングドレスとカクテルドレスとで分けて考える必要があります。
★ウェディングドレスの時の花嫁様
結論:ほとんどの花嫁様が、ウェディングドレスの際はブレスレットを着用しない
→理由:「挙式の際に使用したグローブを着用するから」「特に必要を感じない」
格式のある専門の結婚式場、または私の前職のホテル。またアットホームなゲストハウスウェディングの衣装担当者様に聞いたところ、ウェディングドレス着用の際は、ほとんどの花嫁様がブレスレットを着用しないようです。
実際私がプランナーをやっていた頃は、そこまで考えませんでした・・・
また、統計情報では、私たちの店舗「ブライダルアクセサリー マリコ」2店舗のデータがありますので、そちらを基に申し上げますと・・・
ウェディングドレス用にブレスレットを購入するのはたったの4%!(マリコ店舗合計)
実際に日々接客しているブライダルアクセサリー マリコのスタッフが花嫁様からよく聞くのは
「グローブをつけるのでいらない」
「ブレスレットの必要性を感じない」などのようで、グローブがあるから要らないようです・・・
続いて・・・
★カクテルドレスの時の花嫁様
結論:ウェディングドレスご着用の時よりかはブレスレットを着用される(マリコショップでは3人に1人程度のご利用)
→理由
- 「カクテルドレスではウェディンググローブをしないから」
- 「2次会の時にはグローブつけないから、ウェディングドレスでも使えるよう兼用で」
- 「自分がパーティーに出席した際にも使えるので購入する」など
実際に日々接客しているブライダルアクセサリー マリコのスタッフが花嫁様からよく聞く声です。また、衣装担当者様にもお話を伺ったところ、「なさっている方もいらっしゃいます、という程度です」との事。
結論:ウェディングドレスではほとんどブレスレットをしないが、カラードレスの時ならありかも!です。
それでもアクセサリー屋が結婚式でブレスレットをおすすめする理由
そんなデータがあってもアクセサリー屋としては結婚式で花嫁さまはぜひブレスレットも検討してほしいです!
★結婚式でブレスレットを花嫁さまにおすすめする理由
- 「ドレスは露出が多いので特に日本の女性はアクセサリー着用のほうがより女性らしく見える」
- 「セットアップでブレスレットを持っておくことで結婚式に参加するときに使えて便利」
- 「そもそもセットになるものは紹介する」
「ドレスは露出が多く特に日本の女性はアクセサリー着用のほうが女性らしく見える」
日本ではお肌を露出するのに抵抗があったり、またファッションの文化としても海外は自分の体にドレスをフィットさせる文化に対し日本は自分の体に着物を重ねていく文化です。
どちらかというとシンプルなものに少しずついろいろなものをアレンジしていくのが日本的?なのかもしれません。またドレスは本当に露出が多いのでお肌を隠すほうが女性的に見えると思います。
「セットアップでブレスレットを持っておくことで結婚式に参加するとき使えて便利」
結婚式にお呼ばれの場合もフォーマルの場合は腕時計をせずになにも着けないか、ブレスレットをすることが多く、特にパーティーシーンではブレスレット着用が多いです。
結婚式のお呼ばれでは派手なネックレスやイヤリングをしない代わりにブレスレットを着けようというゲストのかたも多いので、せっかくならフォーマルアクセサリーは1セット持っておいたほうが良いのでは?
というのがその考えです。
「そもそもセットアップになるものは紹介する」
私たちアクセサリー屋から見れば、まずは完璧な理想を提案し、その後でお客様とお話をしながら理想をすべて叶えるのか、代替案としてベストなものを選択するか相談の上で決めていきます。
何事もそうですがはじめに理想をイメージしながらその中で「これは要る」「これは要らない」と判断し、自分に合ったものを選んでいくのが良いと考えておます。
だからこそ私たちはプロの視点からみてよりベストなものをまず提案していく。という考え方です。
こんな考えから私たちは花嫁さまにグローブを着けないのであれば結婚式でブレスレットをおすすめします!
結婚式で花嫁さまが使うブレスレットはお呼ばれでもぜんぜん使えて本当に便利です。こちらからブレスレットのデザインを紹介しますのでぜひ参考になさってください。
>結婚式の花嫁さまでもゲストの時も使えるブライダル ブレスレット
また結婚式でブレスレットを購入したい!でも実際に商品が見たい方はぜひマリコのショップ店頭へお越しください。
続きまして、以下のパートではお呼ばれされたゲストの場合について、解説します。
お呼ばれゲストはブレスレットは必要ですか?
この章では、以下の点を踏まえて説明させていただきます。
- 結婚式に招待された!ブレスレットって必要なの?
- ブライダルアクセサリーマリコでの実際のデータ
- 知っておきたい結婚式でのブレスレットマナー
上記2つで結婚式のブレスレットが必要なのか、考えていきたいと思います。
結婚式に招待された!ゲストはブレスレットって必要なの?
結論:マナー的に時計を外すケースが多いのと何もしないのであれば結婚式でブレスレットは着けたほうが良い!
マナー本を読んでいただければお分かりですが、結婚式に招待された場合は、時計は外したほうが無難かも・・・です。
時間を気にしないでその時間を楽しみたい。という考えからパーティーマナーとしてはしない方がよしとされてます。
時計をすると、時間が気になってついつい時計を見ちゃうこともありますよね?お二人にそんな姿をもしも見られたら・・・
フォーマルマナーというよりかは、主催者であるお二人への気遣いなのかもしれません。
結論:結婚式では腕時計をしない代わりにブレスレットをご着用をおすすめします。
結婚式などのフォーマルマナーについては、検索すれば山ほど出てきますのでここでは割愛させて頂きます。
別の記事「結婚式のイヤリングの選び方」で書かせていただきましたように、適度にマナーを守っていくのが今のスタイルです。
ブライダルアクセサリー マリコの店舗でヒヤリングしました!
→「ブライダルアクセサリー マリコ」にご来店のゲストの方は、約半数がブレスレット着用されるとのこと
私たちの店舗「ブライダルアクセサリー マリコ」では、ゲストの方はブレスレットをされることが約半数です。
パーティーで肌の露出が増えるので、それを隠したり、視線を装飾品にむけるために、アクセサリーは必要だからです。
また、私たちのお店でもそのようなご案内をさせて頂き、ブレスレットのご着用をおすすめするため、セットでのご利用が多いかもしれしれん。
ブライダルアクセサリー マリコの店頭では、必要に応じてブレスレットの長さの調節ができるので、一番素敵に見える長さでのご提案が可能です。
結婚式で花嫁さまが使うブレスレットはお呼ばれでもぜんぜん使えて本当に便利です。こちらからブレスレットのデザインを紹介しますのでぜひ参考になさってください。
>結婚式の花嫁さまでもゲストの時も使えるブライダル ブレスレット
また結婚式でブレスレットを購入したい!でも実際に商品が見たい方はぜひマリコのショップ店頭へお越しください。
知っておきたい!結婚式でのブレスレット マナーについて
→マナーは薄れつつありますがこれは気をつけて!というものだけを紹介します。
最近はカジュアルでアットホームなウェディングが流行っているのでマナーをほとんど気にすることもなくなってきました。マナーを守ってきっちりしすぎるのが逆に悪いとされることもありますよね。
今回は結婚式でお呼ばれの方に特に気をつけてもらいたいブレスレット マナーについて紹介します。もちろん結婚式だけではなくパーティーなどでも同じ考え方なのでぜひ参考になさってください。
- チェーン素材(シルバーなどの金属)のブレスレットは結婚式やパーティーには控えたほうが良い。
- 天然石の連なるブレスレットや異素材のパーツを使ったブレスレットは控える。
- 色使いかカラフルなブレスレットは結婚式にはあまり合いません。
シルバーなどのチェーン素材のブレスレットは結婚式で控える
これはシルバーだからというわけではありませんが、ゴールドにせよチェーン状(金属)のものは基本的にはカジュアルでありフォーマルではありません。なので結婚式やパーティーにはお控えいただくのが良いかと思います。
天然石の連なるブレスレットや異素材のパーツを使ったブレスレットは結婚式で控える
最近はやっている天然石のストーンブレスレットもどちらかというとカジュアルに見えます。何か特別な意味があってする分には問題ないですがカジュアルでパーティードレスなどに合わず、浮いてしまいます。同じ理由で異素材のフェザーとかボンボンなどを使ったブレスレットなども控えて方が懸命です。
色使いのカラフルなブレスレットは結婚式ではあまり合いません。
そもそもフォーマルと聞いて配色の組合わせを考えると2色程度に抑える必要がありますよね?使う色が増えればそれだけフォーマルではなくカジュアルになりますので、色使いのカラフルなものは結婚式には合わせづらいです。
結論:フォーマルで無難なものはパールのテグス(糸で通されたもの)かクリスタル・ガラスやダイヤなどのキラキラ系のブレスレットです。
よくマナー本などで昼のパーティーはパールで夜のパーティーはキラキラ系とか書いてありますが、結婚式は昼が多いので今は気にされる方はいません。そこはお好みで大丈夫です。
まとめ 結婚式でブレスレットは必要ですか?【花嫁様・お呼ばれのゲスト必見】
今回は、結婚式でブレスレットは必要なのか、花嫁様、招待されたゲストの方と、それぞれ説明させて頂きました。
花嫁さまはグローブを着用なさらないのであればぜひご結婚式でブレスレットをご着用くださいまた結婚式に出席のゲストのみなさまにはTPOに合わせたブレスレットの提案をさせていただきました。
結婚式で花嫁さまが使うブレスレットはお呼ばれでもぜんぜん使えて本当に便利です。こちらからブレスレットのデザインを紹介しますのでぜひ参考になさってください。
>結婚式の花嫁さまでもゲストの時も使えるブライダル ブレスレット
また結婚式でブレスレットを購入したい!でも実際に商品が見たい方はぜひマリコのショップ店頭へお越しください。
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最後までお読みいただきありがとうございます!
これからもブライダル アクセサリーに関する様々な情報をみなさまにお届けしたいと思いっております。
それでは素敵な結婚式ブレスレット選びを!
ブライダルアクセサリー マリコ